白川郷の行列グルメ??「つけすて」とは??つけすての発祥やレシピ、食べられるお店を紹介!【帰れマンデー】

白川郷をはじめ、岐阜県の飛騨地方には、地元の人に愛され続けている「つけすて」というグルメがあります。この料理は寒さが厳しい飛騨地方ならではの知恵から生まれた伝統の味と言えます。この記事では、つけすてとは何か?その発祥やレシピ、食べられるお店についてお届けいたします。
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白川郷(飛騨地方)の郷土料理「つけすて」について

つけすてとは?

岐阜県飛騨地方の郷土料理で、「漬物ステーキ」の略で「漬けステ」のことを指します。名前だけ聞くと「漬物」と「ステーキ」という組み合わせにピンとこない印象があるかもしれませんが、実は、作ってみるととても奥深い味わいの料理なんです。ちなみに、ステーキと行ってもお肉を焼くステーキではないんです。白菜の漬物などを炒めて、玉子でとじた料理です。
身近なところでは、浸かりすぎたキムチを炒めて酸味を飛ばして食べたり、キムチと豚肉を炒めたりすることも多いので、漬物を炒めると思うと身近な料理に感じられますね。

肉でもないのに何故ステーキ??名前の由来について

「漬物ステーキ」と聞くと、お肉のステーキと和えたり、ステーキの上にのせてあるものを想像してしまいますよね??
でも、実際にはお肉は使われていないのにステーキなんです。
その秘密は、飛騨地方の居酒屋にあります。
飛騨地方の居酒屋では、ステーキ用の鉄板で熱々に仕上げるスタイルが一般的だったそうで、そこから「漬物ステーキ」という名前が付いたと言われています。
つまり、作る際の道具がお肉のステーキ用だったことから「漬物ステーキ」という名称が生まれたということになります。

つけすての発祥は?

極寒の飛騨地方では冬季の野菜不足を補うために付け物が重要な食材でした。寒さで凍ってしまった漬物を囲炉裏で温めて食べたことが「漬物ステーキ」のルーツとされています。
今では飛騨地方の居酒屋や家庭料理として親しまれている料理の一つとなっています。
まさに生活の知恵から始まった逸品と言えますね。

漬物ステーキ(つけすて)の作り方

飛騨地方の郷土料理「つけすて」の作り方をご紹介します。

材料(2人前)

  • 白菜(赤カブ)漬け     :200g
  • 卵        :2個
  • ごま油      :大匙1
  • 醤油またはだし醤油:小さじ2
  • 鰹節       :適量

作り方

1, 漬物の水気をよく切り、一口大など食べやすい大きさに刻みます。
2,フライパンにごま油を熱し、漬物を軽く焼き目がつくまで炒めます。
3,醤油またはだし醤油を加えて、全体になじむように混ぜ合わせます。
4,溶き卵を回し入れます。
5,卵がフワッと半熟状になったら火を止めて、お皿に盛りつけて鰹節を振りかけたら完成です!!

※味付けは醤油でなくて味噌にしても美味しいですよ♪

漬物を炒めることと卵でとじることで酸味が和らぎ、うま味が凝縮しますので、浸かりすぎてしまった漬物や、酸味が苦手なお子様などに喜ばれること請け合いです!
ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもピッタリな一品ですよ♪

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「漬物ステーキ」(つけすて)はどこで食べられるの?

漬物ステーキが食べられるお店をいくつか紹介いたします。

白川郷お食事処いろり

合掌造りの店内でお食事を楽しむことができるお店です。
郷土料理を中心に様々なメニューを楽しむことができます。
隣には土産処があり、団子や五平餅、飛騨牛串焼きなどをいただくことができます。
冬季限定漬物ステーキ定食もあります。

住所:岐阜県大野郡白川村萩町374-1
電話:05769-6-1737
営業時間:10:00~14:00
公式サイト:白川郷 お食事処いろり 合掌造りの食事処

お食事処 次平

元祖トロロのステーキをメインに飛騨ねぎをふんだんに使った料理が食べられるお店です。
冬季限定で自家製赤かぶ白菜の漬物ステーキも食べられます。

住所:岐阜県大野郡白川村大字平瀬188
アクセス:平瀬温泉バス停より徒歩5分
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週木曜日
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/shirakawago_hirase_onsen_jihei/ 

飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」で食べられるお店が検索できます。
グルメ・おみやげ | 飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」

白川郷の観光情報

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白川郷の観光案内

漬物ステーキ(つけすて)の魅力

漬物は発酵食品の為、乳酸菌が豊富に含まれています。今はやりの腸活にも引っ張りだこですね。その漬物を加熱すると乳酸菌自体は死滅してしまいますが、じつは死滅した乳酸菌でも腸内に入ると腸内環境を整えるのに役立つそうです。そのため、「腸内環境が乱れているけど、、、でも漬物は苦手」という方でも炒めて「つけすて」にすることで酸味が和らぎ、卵と絡めることでまろやかな味わいになるため、食べやすくなり、腸内環境を整えることが期待できますのでおすすめです。

漬物ステーキ(つけすて)のまとめ

以上、白川郷の行列グルメ??「つけすて」とは??つけすての発祥やレシピ、食べられるお店を紹介!をお届けいたしました。
極寒の飛騨地方で生活の知恵として生まれ、今もなお親しまれている郷土料理「漬物ステーキ」(つけすて)は、シンプルながらも味わい深く、身近な漬物を違った味わいでいただくことのできる逸品です。日常生活に取り入れることで野菜不足を補うのにも一役買ってくれますよ。
また、旅行などで飛騨地方を訪れた際には、是非本場の「つけすて」を味わってみてください。

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