ストリートワークアウトの動画を見て、パフォーマンスの素晴らしさと筋肉のバランスの良さに感動し、自分自身も引き締まった体を手に入れることと、あの素晴らしいパフォーマンスをやってみたいと思い、一歩踏み出すことを決意しました。そこで何を揃えて、何から始めたら良いのかなど、調べてみた結果をまとめました。
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ストリートワークアウトとは
ストリートワークアウトってどういう意味なんだろう??
直訳すると、市街地で体の強さや見た目を向上させるために運動すること。となるね。
なんとなくだけど、街中で体を鍛えて、見た目も強さも高めていこう!
みたいなニュアンスが伝わってくるね。
そしたら、トレーニングジムでやる筋力トレーニングを外でやるってことなのかなぁ??
場所だけの違いではないみたいだよ。
もともとは、古代ギリシアの戦士たちが行っていた「カリステニクス(calisthenics)というトレーニングが起源になっているよ。
カリステニクスは、ジムでバーベルとかを使って、強い負荷をかけてやる筋力トレーニングとは違って、自分の体重(自重)を負荷として使って行うトレーニングの一種なんだよ。
ちなみに語源は、古代ギリシャ語の『kallos(美しさ)』と『sthenos(強さ)』という言葉が語源となっているんだけど、「強さ」だけではなくて、「美しさ」も追及していくということから、筋肉をどんどんつけていくというパワー系だけのものではないことが見て取れるよね。
ただ筋肉いっぱいつけて、強くなるだけじゃないんだね。
そうだね。
ただ、古代ギリシャの時点では今のようなトレーニングスタイルではなかったようで、今のようなトレーニングスタイルになったのは、ビクトリア朝(1831年~1901年)の若い女性たちが、身体強度を高めながら、更なる美しさを手に入れようとしたことから始まったと言われているよ。
そこからさらに時がたって、「身体を強く美しくする」という目的はそのままに、ダンスとかパントマイムとかのパフォーマンス要素を加えたものがストリートワークアウトとして今につながっているようだよ。
なるほど。
でも、バーベルとかを使って負荷をかけた方が、いっぱい負荷をかけられるから効率がいいんじゃないの??
確かに高負荷をかけて、筋肥大を狙うという点では優れているんだけど、あらゆる動きに対応した身体づくりをしようと思うと、自重の方が都合が良いんだよ。
例えば、マシントレーニングとかだと、運動の軌道が決まってしまうから、あらゆる方向に対しての運動の学習がしづらかったりするんだけど、自重だと角度を変えて自由に鍛えることができるから、様々な動きに対応した筋肉を鍛えることができるんだよ。
それと、語源の中に「美しさ」が入っていることも特徴的だよね。
おそらくバランスよく鍛えていくことで美しい身体を手に入れようという考えがあったんだと思うよ。
そっかぁ。
そしたらきっと、ムキムキよりもしなやかで自然な体のラインで鍛えていくことを目指したんだね。
自重で鍛えるということは、道具がなくてもできるの??
身体一つでもできるものもあるけど、やっぱり公園の鉄棒とか高鉄棒とかを使ってやっているパフォーマンスは見ていても楽しいし、できたらいいな。と思ってしまうほどに素晴らしいよ。
実際にやってみて思うのは、筋トレと違ってトレーニングそのものが目的になるから、やっていて楽しいんだよね♪
公園の器具でできるなら、お金もかからないし、見ている人も楽しい♪やる人も楽しい♪そんなトレーニングなんだね♪
やってみたいけど初心者でもできるの??
人間フラッグとかかっこいいし、やってみたいけど、あんな人間離れしたことできるのかなぁ?
いきなりああいう技はできないけど、基礎的な体つくりからやっていくことでできるみたいだよ。
例えば、握力を鍛えるために、高鉄棒にぶら下がるとか、少し地味に感じるけど、一つずつ継続してやっていくと、自分の成長も感じられるし楽しいよ♪
大技を極めるためにも、まずは自分のレベルに合わせてトレーニングしていけばいいんだね。
そうだね。今はYouTubeとかで初心者は何からやったらよいかを解説してくれている人もいるし、Street Workout Japanのホームページを見てみると、いくつか加盟チームがあるから、そこに連絡をしてセッションへの参加を相談してみるのもよさそうだし、ゆくゆくはオンラインレッスンもできるようにしていくみたいだよ。
そしたら上手な人のYouTubeとかでちゃんと学びながら実践していったり、加盟している方に連絡を取ってみるのもよさそうだね。
初心者向けプログラムの例
高鉄棒を使って
①ハンギング
高鉄棒に両手でぶら下がって握力を鍛えます。
②ハンギングニーレイズ
高鉄棒に両手でぶら下がった状態で、股関節と膝関節を90°に曲げてから脚をまっすぐに下すのを繰り返します。
この時反動を使わないようにします。腹直筋の運動になります。
鉄棒を使って
①斜め懸垂
1,鉄棒の正面に立って、鉄棒を肩幅より少し広めに両手で把持します。
2,脚を前にずらしていってから、腕を伸ばします。
3,踵から頭までまっすぐにした姿勢で、肘を曲げて体を鉄棒に引き寄せていきます。
4,そこから肘を伸ばすのを繰り返します。
ディップススタンドを使って
①ディップス
1,ディップスバーに腕をまっすぐに立てて、膝を曲げて床から足を浮かせます。
2,この時体はまっすぐに立てておきます(地面に垂直に)
3,肘を曲げて体を下ろしてから上げていきます。
②バリエーション違い
A,肘を曲げて体をより深く下ろしていくことで負荷を高めることができます。
B,体を少し前かがみにした状態で同じように行っていきます。
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まとめ
動画などで見る内容はかなりレベルが高く、自分自身がやっている姿をイメージするだけでも難しい内容が多いですが、多くの方がYouTubeなどで初心者向けの内容の紹介や、ご自身が最初にやった練習方法などを公開されているため、そこから始めてみることで前進できると思いました。
また、バーベルなどの特別な機材や特別な環境がなくても公園にあるような高鉄棒や鉄棒があればできますし、無くても自宅でもできるという手軽さがあり、自宅で道具を購入するにしても、それほど高額でなく、場所も取らずに収納できるもので始められることが分かりました。
この記事を書いている時点では、私は近所の公園の高鉄棒と鉄棒を使用してのトレーニングと、自宅では道具を使うことなくトレーニングを行っていますが、空き時間に少しの時間でもできることと、YouTubeで見た方々もここから始めたと思うと、確実に前進できるイメージもあり、とても楽しく実施できています。
まだ踏み出すことができていませんが、セッションにも参加して多くの諸先輩方と交流しながら成長できたらと思います。
それと、筋肉は負荷をかけすぎると逆に委縮してしまいます(過用症候群)。
基本的には筋が疲労したら回復には48時間かかります。疲労が残っていないようであれば良いのですが、筋肉痛などの疲労がある場合には、そこで無理をするとせっかく鍛えているつもりで、逆に傷害につながってしまうこともあります。
運動と同じくらい「休養」も意識して取っていくと、ケガするリスク少なく前進していくことができると思いますので、無理をせずに楽しくやっていきましょう。
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