2025年8月8日の『ザワつく!金曜日』では、日本各地の絶品“ご当地かき氷”が登場します。
おそらく紹介されるのは、特許製法の味付き氷で話題の「村上や(福岡・糸島)」と、約100日間限定営業の「森乃百日氷(北海道・定山渓)」の2店です。
この記事では、ケーキのように濃厚な氷と、期間限定でしか出会えない特別なかき氷を徹底紹介します。
\自宅でかき氷を美味しくいただきたい方はこちらをチェック/
村上や「白雪の花」|特許製法と糸島の奇跡の水から生まれた“雪菓子”
20年かけてたどり着いた“かき氷の最高峰”
福岡県・糸島の避暑地「白糸の滝」のふもとに店を構える「村上や」は、 創業から約20年、今では1日1,000杯を超える人気店となったこの店も、かつては「かき氷1杯800円は高すぎる」と言われながら、1日3杯の売上からスタートしたという過去があります。
それでも「どこにも負けない気持ち」と「とことん喜ばれるものを届けたい」という信念を胸に、独自の“雪菓子”をかき氷として形にしていきました。
"味付き氷”という革新——特許製法が生んだ雪のような氷
「村上や」の最大の特徴は、氷そのものに味がついた“味付き氷”です。
一般的なかき氷とは異なり、どこを食べても均一で濃厚な味わいを楽しめます。
この特殊な製法は特許を取得しており、門外不出のレシピで、長年、多くの店舗から「氷だけ売ってほしい」との声があったにも関わらず、頑なに断ってきたその氷を、今では糸島から全国へと発信しています。
氷づくりの核心——白糸の天然水との出逢い
「この場所に決めた理由は、白糸の水に惚れ込んだから」。
村上やの氷が唯一無二である理由のひとつは、白糸の滝の清らかな天然水との奇跡的な出逢いです。
さまざまな山の水を調査・比較し、理想の透明度と水質に出会えたのがこの地。
白糸の滝の地下からさらにろ過した水を使用し、かき氷専用に成分を調整した氷をマイスターが手作りしています。
結果として生まれたのは、「まるで雪がとろけるような口溶け」です。
口に入れた瞬間ふわっと消え、後味まで洗練されたその食感は、“雪菓子”と呼ぶにふさわしい芸術品です。
素材にも一切の妥協なし。厳選された九州の恵みを使用
氷だけでなく、使用される素材もすべて天然かつ高品質。
- 福岡県産あまおう
- 大分県産小みかん
- 星野村産の八女抹茶 など
産地にもこだわり、着色料や合成香料は一切不使用で、自然本来の色・香り・味わいを最大限に活かしたかき氷は、一口目から驚き、二口目には頬がゆるみ、食べ進めるほどに旨味の層が広がっていきます。
まるでケーキのような完成度
特許製法で作られた5種の氷(ミルク、いちご、抹茶、コーヒー、ショコラ)に、自家製のトッピングやエスプーマを合わせたセットメニューが人気です。
予約・アクセス情報
- 予約・整理券:不要(先着順・券売機制)
- 所在地:福岡県糸島市白糸426-1(白糸の滝そば)
- アクセス:車での来店推奨、駐車場あり
- 営業期間:夏季中心、SNSで最新情報を確認
\糸島に行ったら観光も楽しもう/
【PR】糸島周辺の観光スポットを楽天トラベルたびノートでチェックする
森乃百日氷(北海道・定山渓)|“氷の森”で味わう、100日だけの詩的かき氷
約100日間だけ現れる、夏の幻のかき氷店
北海道・札幌の奥座敷、定山渓温泉、その静かな森の一角に、毎年たった約100日間だけ現れるかき氷店があります。
その名も「森乃百日氷」。
「ここでしか味わえない夏の記憶を、氷に託したい」――そんな想いから生まれたこの店は、ただのかき氷屋ではありません。
店の雰囲気、ネーミング、味わい、そのすべてがまるで詩のように心に残り、訪れた人の多くが、口を揃えて「忘れられない氷」と語ります。
こだわり抜いた氷と蜜。静けさすら美味しさの一部に
「森乃百日氷」では、48時間かけてゆっくり凍らせた純氷を使用しており、氷そのものの透明感や溶け方にも徹底的にこだわり、ふわっと軽やかに削られた氷は、まるで雪をすくうような繊細さで、口に含んだ瞬間、スッと消える儚さが味わえます。
蜜はすべて手作りで、甘さは控えめ。
素材の風味がじんわり広がる、優しくも力強い味わいです。
静かな森の空気の中でこの氷をいただくと、まるで時間が止まったような気さえしてきます。
詩のように名づけられた10種のかき氷たち~メニュー~
メニューは、定番3種+期間限定6種+最終日の1種=全10種類。
たとえば、
- 森の木苺(こころときめきするもの)
- 抹茶とマーマレード(あてなるもの)
- 桃(めぐりあうもの)
- 百日氷(みちしるべとなるもの)
すべての氷に詩的な名前が添えられており、まるで短編小説を読むような感覚ですよね。
「今日はどんな“ことば”に出会えるだろう」と、待ち時間すら楽しみに変えてくれます。
味だけでなく、ストーリーで味わう氷――こんな体験は他ではなかなかありません。
入手難度もプレミア級。整理券・予約は要チェック!
店舗は2つあり、それぞれ入店方法が異なります。
[山ノ風マチ店]
- 毎朝10:30から整理券を60枚限定で配布
- 整理券の番号に応じて入店時間が異なる(例:10番台→12時ごろ)
- 土日やお盆シーズンは3〜5時間待ちも覚悟を
[森乃湯本店]
- 毎日前日の18:00からInstagramの専用フォームで予約受付
- 30分ごとに5名までの入店。かなりの高倍率
- 「百日氷」が提供される最終日は数分で満席になることも
アクセス・営業情報
- 所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉西3-105 定山渓第一寶亭留翠山亭 敷地内
- アクセス:定山渓バス停から徒歩数分圏内
- 営業期間:2025年は6月〜9月下旬ごろまで(予定)
- 定休日やメニュー情報はSNSで随時更新
\かき氷の後は観光を楽しもう♪/
【PR】札幌市の観光情報を楽天トラベルたびノートでチェックする
村上や × 森乃百日氷|こだわり氷を徹底比較!
どちらも“かき氷”という枠を越えた、特別な一杯を提供してくれるお店です。
でもそのスタイルやコンセプトはまったく違います。
あなたの好みに合うのはどちらでしょうか?
村上や × 森乃百日氷|こだわり氷を徹底比較!
どちらも“かき氷”という枠を越えた、特別な一杯を提供してくれるお店。
でもそのスタイルやコンセプトはまったく違います。あなたの好みに合うのはどちらでしょうか?
項目 | 村上や(福岡・糸島) | 森乃百日氷(北海道・定山渓) |
---|---|---|
特徴 | 特許製法で作る「味付き氷」 氷そのものにミルクや果汁の味をしっかり凝縮 | 48時間かけて作る純氷と手作り蜜 繊細で“詩的”なストーリーを持つかき氷 |
氷の種類 | ミルク/いちご/抹茶/コーヒー/ショコラの5種 | 純氷を使用。20日ごとに変わる限定メニュー(桃・キウイ・メロンなど)あり |
主なメニュー | いちごミルク・宇治金時・カフェショコラなど 新作「あつ蜜」シリーズも人気 | 森の木苺・抹茶とマーマレード・桃・マンゴー・百日氷など 全10種類(定番+限定) |
価格帯(目安) | セット:800円〜1,600円前後 | 約990円〜2,100円(内容により変動) |
素材へのこだわり | 福岡産あまおう・大分産小みかん・八女抹茶など 天然素材のみ使用・着色料不使用 | 素材ごとに丁寧な手仕事。控えめな甘さで素材本来の風味が引き立つ |
氷の食感 | 雪のようにとろける口どけ。濃厚で“ケーキのような食べ応え” | 口の中でスッと消える儚さと軽さ。まるで風景を味わうような体験 |
整理券・予約 | 不要(券売機で先着順) | 山ノ風マチ店:整理券制(60名) 森乃湯本店:Instagramから前日予約(高倍率) |
混雑状況 | 土日は行列も。ピーク時は1時間待ち程度 | 平日でも1〜2時間待ち。週末・お盆時期は最大5時間待ちも |
営業期間 | 通年営業(夏期が特に人気) | 毎年100日間限定(例:6月〜9月下旬) |
アクセス | 福岡県糸島市白糸426-1 白糸の滝そば/車推奨 | 北海道札幌市南区定山渓温泉/公共交通でアクセス可 |
世界観・雰囲気 | 自然の中で味わう“進化系かき氷”。素材も技術も贅沢な“スイーツ体験” | 森の中の隠れ家で静かに味わう、“詩と記憶”のようなかき氷 |
感想・おすすめポイント | ケーキのような満足感!見た目も豪華で写真映え。ひと口で「これがかき氷⁉」と驚かされます。 | 並ぶ価値あり!五感で味わうかき氷。整理券番号を握りしめて待つ時間も、夏の思い出に。 |
ふたつの“かき氷”について思うこと
「村上や」が20年かけて磨き抜いた、味と技術の結晶。
「森乃百日氷」が約100日間という限られた時間の中で紡ぐ、詩のような氷。
どちらも単なる“冷たいスイーツ”ではなく、人生の一場面に刻まれるような特別な体験を提供してくれます。
ふわりと溶けて、じんわり広がって、すっと消える―― そんな氷だからこそ、記憶に残る。 そんな夏に、今年はぜひ出会ってみてはいかがでしょうか。
\自宅でかき氷を美味しくいただきたい方はこちらをチェック/
コメント