鎌倉・長谷の地で250年以上にわたり暖簾を守り続ける「恵比寿屋」は、 江ノ電・長谷駅の近くにある和菓子の名店です。名物は「黒餡女夫まんじゅう」と「大仏観音煎餅」です。 いずれも長い歴史と手間を惜しまぬ職人技から生まれた、まさに“食べる鎌倉史”ともいえる逸品です。この記事では、この名物和菓子と恵比寿屋について紹介します。
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店舗基本情報
- 住所:神奈川県鎌倉市長谷2-14-26
- 電話番号:0467-22-0231
- 営業時間:
- 3月~11月:8:30~19:00
- 12月~2月:8:30~18:30
- 定休日:木曜日、祝日の場合は前日
- アクセス:江ノ電「長谷駅」から徒歩約2分
「古代黒餡 女夫まんじゅう(酒まんじゅう)」は鎌倉の想いが詰まった一品
恵比寿屋の名物の一つが、「古代黒餡 女夫(めおと)まんじゅう」です。店頭には「古代黒餡女夫満んぢゅう」の暖簾が掲げられ、入口横の立て看板にも同じように書かれているほどです。
この女夫まんじゅうは、ただの饅頭ではなく、きちんとしたいわれがあります。
それは、「鶴岡八幡宮」境内の「白旗神社」前にあった「女夫石」にちなんで作られた、清らかな縁結びの象徴として伝わる饅頭です。
かつて、鶴岡八幡宮境内・白旗神社の社前には、義経と静御前の睦まじさを象徴した“女夫石”と呼ばれる霊石がありました。これにちなんで作られたのが、義経・静 女夫饅頭です。白は糀を発酵させた酒饅頭、茶色は黒砂糖で作った利久饅頭です。
産業Navi 松風堂より引用
松風堂では、茶色い利休饅頭と白い酒饅頭とで女夫饅頭となりますが、こちらの恵比寿屋では、ひとつだけで女夫饅頭となっています。
もしかしたらですが、外側の白皮と中川の黒餡とで女夫なのかもしれませんね。
ちなみに、こちらの女夫饅頭は、やさしく香る白皮は酒粕の風味、中の黒餡は本場・大島産の黒砂糖を使用した濃厚な味わいとなっており、 少し早めに皮が硬くなるのも特徴で、持ち帰った際は軽く蒸して食べるとできたての香りが蘇りますので、お土産にした際には、一度蒸してみてください。
「大仏観音煎餅」も見逃せない
鎌倉の土産としておすすめなのが、「大仏観音煎餅」です。
この煎餅は、鎌倉を代表する「高徳院の大仏様」と「長谷寺の観音様」の姿をモチーフにした手焼きの煎餅です。
一枚一枚手間をかけて焼かれたせんべいは香ばしく、かなり硬いと評判です。そして、大仏様が形どられた見た目はまさに芸術品ですね。しかも外見だけでなく味も美味しいんです♪
鎌倉長谷にある恵比寿屋さんで大仏観音煎餅を買ってきた
— ちょびこ (@masaumauma) March 26, 2018
歯が折れるかと思うほど硬い(; ・`ω・´)なのに持ち歩きが荒かったのか割れちゃってました
味は間違いなく美味しかった(o'ω') pic.twitter.com/QbuwqlUgBq
大仏観音煎餅の歴史
- 昭和25年、神奈川県指定銘菓に認定
- 全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞
大仏観音煎餅の受賞歴をみるだけでも歴史とその素晴らしさを感じますね。
鎌倉を代表する銘菓ですので、一度は食べてみたいですね。
恵比寿屋にはバラエティな和菓子が盛りだくさん
恵比寿屋では、女夫まんじゅうや大仏煎餅のほかにも、香り高い和菓子がずらりと並びます。
季節によって商品が変わると思いますので参考までに。
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
黒糖ロール / 柚子あんロール / ほうじ茶ロール | 各300円 |
ワッフル(あんずジャム) | 250円 |
ねこちゃん(動物モチーフ) | 250円 |
抹茶どら焼き / 生チョコどら焼き / スイートポテト | 各300円 |
しょうがどら焼き | 270円 |
胡麻どら焼き / どら焼き(プレーン) | 各250円 |
すあま / 茶まんじゅう | 各180円 |
栗ようかん | 330円 |
かのこ / 道明寺 / うぐいすもち / くるみもち / 黒豆大福 / きみしぐれ | 各250円 |
鮎 / いもようかん / ずんだもち | 各230円 |
練り切り | 330円 |
このように数多くの和菓子が迎えてくれます。
購入された方のレビューについては、Xを見てみましょう。
ねこちゃん🐱長谷の交差点にある老舗の和菓子屋恵比寿屋さんの。商品名が『ねこちゃん』なんです。中身はこし餡。猫好きの方へお土産に…いかがでしょう🐈こちらの店内もいい雰囲気なんです。あと黒餡女夫まんじゅうもおすすめ!どれもこれも美味しいんです🤤 pic.twitter.com/x4qKrlO2ZK
— サバさわみ (@sawami_saba) February 26, 2023
ねこちゃん、可愛いですよね。
ここまでかわいいと食べるのに躊躇してしまいそうです。
鎌倉
— 亜花音 (@mikeneko_lab1) June 9, 2022
長谷
恵比寿屋
和菓子
鎌倉の長谷を散歩した時に見つけた
和菓子です。
フォークで口に運ぼうとした瞬間感動します。凄く綺麗に虹🌈を食べたかのような気分になれます。
こんなに感動した和菓子なかなか無いと思う。
自然光と和菓子の融合で完璧になるお菓子です。
紫陽花も美味でした。 pic.twitter.com/oocqMaiy8v
見た目に美しい和菓子ですね。
近隣観光案内
恵比寿屋を訪れた際には、周辺の観光スポットもぜひ巡ってみてください。以下に、恵比寿屋から徒歩圏内のおすすめスポットをご紹介します。
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長谷寺
「花の寺」として知られる長谷寺は、四季折々の花々が楽しめる名所です。特に6月のアジサイや秋の紅葉は見事で、多くの観光客が訪れています。
長谷寺にある弁天窟についての記事があります。
▶鎌倉・長谷寺の『弁天窟』。蛇神を祀る洞窟で開運像に名前を刻む体験とはなにか?
高徳院(鎌倉大仏)
鎌倉のシンボルともいえる鎌倉大仏が鎮座しているのが高徳院です。鎌倉大仏は、高さ約11.3メートルの青銅製大仏で、胎内拝観も可能です。
光則寺(こうそくじ)
静かな境内と季節の花が楽しめる穴場的な寺院。春のカイドウや初夏のアジサイが有名です。
これらのスポットは恵比寿屋から徒歩で巡ることができ、鎌倉の歴史や自然を存分に感じられるエリアです。和菓子を楽しんだ後の散策に、ぜひ訪れてみてください。
ミンナミ食堂(藤沢・片瀬)
江ノ電の車窓を眺めながら、備長炭で焼いた絶品の定食を味わえる食堂です。明治創業の薪燃料問屋をリノベしたモダンな空間は、子連れやペット連れにも人気のお店です。恵比寿屋から電車で数駅、鎌倉観光のついでに立ち寄るのにぴったりのスポットです。
まとめ〜鎌倉散歩のお供にしたい、和菓子の老舗
平成も令和の時代も、つぶれるお店がある一方で、新店舗も増えている鎌倉の中で、創業250年を超えても変わらず暖簾を守っている老舗中の老舗である「恵比寿屋」ですが、女夫まんじゅう(酒饅頭)や大仏観音煎餅といった名物はもちろん、見た目にも味にも心躍る和菓子たちが、鎌倉を訪れる人々にやさしく寄り添ってくれます。
鎌倉観光の途中に、ふと足を止めて味わっていただきたい老舗和菓子屋ですね。ぜひ一度、その味わいを確かめてみてください。
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