日常生活を送る中で他人にイライラしてしまうことがあると思います。そのイライラについて、その場で解消できることもあれば、後まで引きずってしまうことまで様々だと思いますが、無理やり抑えて我慢したり、自分を地荒業で通すのでは根本解決しません。そこでイライラしている時にどんな考えなのかを知り、イライラをすっきり解消しましょう。
この記事の目次
他人にイライラしている時に根底にある考えは？
日常生活の中で他人にイライラすることは多少なりともあるかと思います。
・仕事などで思うように物事が進まないとき。
・自分が何かをしているときに、周りの人が思うように人が動いてくれないとき。
・他人と主義主張が異なっていて、受け入れられないとき。
などなど、様々な要因があると思います。
要因は様々でも、大体において根っこの部分は一緒です。
それは、「私は正しい。あなたは間違っている。」という考え方です。
そのために、他人に対してイライラしてしまったり、他人を攻撃したりしてしまうのです。
私は正しい！あなたは間違っている！はなぜ起こるの？
では、この考え方はなぜ起こるのでしょうか？
それは、物事を自分の目線、つまり主観だけで見ていたり、他人の立場や考え方、他人の目に映る景色を視野に入れていないからです。
例えばこんな感じです。
私一人が働いていて、周りの人が手伝ってくれなくてイライラ
主観では、「私は働いているのに誰も手伝ってくれない。」
となりますが、周りの人はどういう状況なのでしょうか？？
もしかしたら、すでにひと仕事終えて休憩しているのかもしれません。
もしかしたら、あなたが一人で働いていることにさえ気づいていないかもしれません。
もしかしたら、あなたの役割と認識して、手伝っては失礼と思っているかもしれません。
もしかしたら、後でやろうと思っていたのに、あなたがやり始めたなど、タイミングの違いかもしれません。
もしかしたら、あなたが気が付いていないだけで、他の仕事をしている最中かもしれません。
このように様々な可能性が考えられます。
そしてきっと、あなたがイライラしていることさえも相手に伝わっておらず、気づいていません。
つまり、周囲の方がサボっていたり、悪意があって手伝ってくれないわけではない。
そんな可能性が大いにあるということです。
さらに言えば、他者から見えるあなたは、
「今やらなくてもいいのに」
「やってくれてありがとう」
なんて風に思っているかもしれません。
しかし、自分自身の主観だけで物事を見ていると、「だれも手伝ってくれない」となるため、「働く私、働かないあなた」となり、イライラしてしまいます。
イライラしたときに自分の考えだけで周りを見ると、どんどんイライラが強くなっていきます。
そんな時には、他者がどのような考えで行動しているのかを考えてみてください。
周りに悪意がない可能性が見えたならば、そこで手伝いを要請したり、コミュニケーションをとることで、イライラを収めることができる解決策が見つかると思います。
自分とあなた、何が違うの？相手の立場から物の見え方を考える
他人に対してイライラしている私と、私からみてイライラの対象にある他者と、何が違うのでしょうか？
私から見ると、私にとっては正しくない行動をしている他者です。
だからイライラします。
では、他者から見た私は？
きっと同じように、行動が合わない人になっていると思います。
それは自分の主観や価値観に従って物事を考えるため、それと合わない他者は間違っているということになってしまい、イライラの原因になってしまいます。
自分が他人にイライラしているときには、他人から見た自分もイライラの対象になっているかもしれないのです。
つまり、自分も他人もそれぞれの主観で物事を見て、それぞれが自分の目線で正しいと思ったことをやっている点で一緒で、違いはないのです。
なので、他人の行動にイライラしたときには、他者がどのような考えを持って行動しているのかを考えてみてください。
その考え方が合わないときには、その考え方について話し合い、お互いが調整をする必要があります。
まとめ
他人に対してイライラしたときには、是非相手の行動の根底にある考え方を推察してみてください。そのためにも一度自分も含めて、その空間を客観的に見ることも良いです。
そうすることで、お互いの行動を第三者の視点で見ることができるため、そもそもイライラする必要がなかったのに、なんであんなにイライラしていたんだろう？？なんてこともあります。
また、自分が正しいと思ってやっていることが、もしかしたら自分が一人だけ周りのペースから外れているなんてこともあります。
このように、他人にイライラしているときには、自分の主観だけの視点になっていることが多いのです、一度視野を広げて見直してみることでイライラが収まってくると思います。
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