浦戸諸島の歴史と魅力について!観光やアクセス・宿泊に関する情報をリサーチ!!【東北魂】

宮城県松島湾に浮かぶ浦戸諸島は、美しい自然と深い歴史が融合した離島群です。大小300もの島々が織りなす絶景の中で、漁業を中心とした暮らしが続き、訪れる人々に豊かな体験を提供します。本記事では、浦戸諸島全体の歴史、観光スポット、名産品、宿泊情報などを詳しく解説します。
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浦戸諸島の概要と歴史

(1)浦戸諸島の基本情報

浦戸諸島は、桂島、寒風沢島、野々島、朴島の4つの有人島を中心に構成されています。さらに、その周囲には約300もの小島が点在し、松島湾の豊かな景観を形作っています。人口は約300人(2022年時点)で、漁業や農業を基盤とした暮らしが営まれています。

(2)浦戸諸島の歴史

浦戸諸島の歴史は縄文時代まで遡ります。各島には貝塚が多数発見され、古代から海の恵みを利用した生活が営まれていたことが分かっています。

江戸時代には、松島湾が物流の重要拠点として利用され、特に寒風沢島は伊達藩の江戸廻米の港として栄えました。この地では日本初の洋式軍艦「開成丸」が建造され、地域の技術革新の象徴となりました。明治以降も漁業や廻漕業が栄え、近代化が進む中で島々の文化と産業が発展してきました。

浦戸諸島の観光スポット

(1)桂島:松島湾の玄関口

桂島は塩竈から市営汽船で最初に到着する島で、アクセスの良さから観光客に人気の島です。

• 仁王島展望台: 自然が作り上げた奇岩「仁王島」を間近で眺めることができ、太平洋の絶景が広がります。

• 松崎神社とタブの森: この地域が北限とされるタブノキの群生が見られる神社で、静寂と神秘が漂います。

• 桂島海水浴場: 夏には多くの家族連れで賑わう砂浜で、海の家やマリンスポーツも楽しめます。

(2)寒風沢島:歴史と自然の宝庫

浦戸諸島最大の島で、歴史的な遺構が豊富に残されています。

• 十二支方角石: 天候観測や船出の安全祈願に使われた石で、当時の技術力の高さを感じられます。

• しばり地蔵: 遊郭の女性たちが船出を止めるために縛ったとされる伝説の地蔵。

• 砲台跡: 慶応3年に設置された砲台の遺構。高台から望む太平洋の景色も見どころです。

(3)野々島:観光と生活の中心地

野々島は浦戸諸島の中心地で、診療所や宿泊施設が整っています。熊野神社や千代崎展望台、洞穴群など、観光スポットが多数点在します。

(4)朴島:菜の花と漁業の島

春になると島全体が黄色い菜の花畑に包まれる朴島は、松島白菜の種の生産地としても有名です。弘安の碑など歴史的な見どころもあります。

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浦戸諸島の名産品とお土産

浦戸諸島は、新鮮な海産物や加工品が豊富に揃っています。

• 牡蠣: 特に寒風沢島で育てられる牡蠣は、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。広島や岩手へ送られる種牡蠣の産地としても知られています。

• 海苔: 松島湾の恵みを受けた野々島や桂島の海苔は、香り高く、お土産に最適です。

• ハーブ製品: 野々島のラベンダーを使ったアロマ製品やお菓子も人気があります。

浦戸諸島へのアクセス情報

浦戸諸島へのアクセスは塩竈市の「マリンゲート塩釜」から市営汽船を利用します。桂島までは約23分、寒風沢島や野々島、朴島へも順次到着します。また、島間の移動には無料の渡し船が利用可能です。

浦戸諸島の宿泊情報

浦戸諸島での滞在には以下の宿泊施設がおすすめです。
こちらの民宿は、営業期間が限られていることもあるため、事前に直接問い合わせをしましょう。
予約をすれば、昼食だけとることも可能だそうです。

寒風沢島

業種施設名電話住所
民宿外川屋022-369-2359塩竈市浦戸寒風沢字湊136-3
民宿潮陽館022-369-2437塩竈市浦戸寒風沢字湊85

桂島(桂島地区)

業種施設名電話住所
ペンション鬼ヶ浜022-369-2311塩竈市浦戸桂島字鬼ケ浜24-1
ペンションスターボード022-369-2235塩竈市浦戸桂島字鬼ケ浜36-1

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浦戸諸島のまとめ

浦戸諸島は、自然と歴史、そして地元の暮らしに触れることができる魅力的な観光地です。それぞれの島が持つ個性を存分に楽しみながら、非日常の時間をお過ごしください。アクセスの良さから日帰り旅行にも最適で、宿泊すればさらに深く島々の魅力を味わえます。

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