2025年1月2日・3日に行われた第101回箱根駅伝で、駒澤大学の伊藤蒼唯選手(法学部3年)が大きな注目を集めました。伊藤選手はこれまでにも大学駅伝で数々の活躍を見せてきましたが、今大会ではその期待に応える走りを披露。この記事では、伊藤選手の経歴や箱根駅伝でのパフォーマンス、使用しているシューズなどについて詳しく解説します。
伊藤蒼唯選手のプロフィール
• 名前:伊藤蒼唯(いとう あおい)
• 生年月日:2004年1月12日(20歳)
• 身長・体重:170cm・52kg
• 出身地:島根県出雲市
• 大学:駒澤大学法学部3年
• 自己ベスト:
• 5000m:13分44秒49(2023年)
• 10000m:28分28秒15(2022年)
• ハーフマラソン:1時間01分16秒(2024年)
伊藤選手は1年次の箱根駅伝で6区区間賞を獲得し、駒澤大学の大学駅伝三冠達成に貢献。その後も着実に実力を伸ばし、チームの主力として活躍しています。
使用シューズ:メタスピード パリ(METASPEED PARIS)
伊藤選手の足元を支えたのが、アシックスの新作「メタスピード パリ(METASPEED PARIS)」です。このシューズは、箱根の山道に最適化された設計で、彼の快走を強力にサポートしました。
シューズの特徴
• 傾斜対応ソール:箱根の山上りに特化した厚底ソールが効率的な走りを実現。
• エネルギー効率:足への負担を軽減しつつ、推進力を最大化。
アシックスMETASPEED PARIS(メタスピードパリ)はこちらから購入できます(PR)
アシックスメタスピードパリには2つの商品展開があります。
1つは、ストライド型ランナーに向けた「METASPEED SKY PARIS」もう一つは、ピッチ型のランナーに向けた「METASPEED EDGE PARIS」です。
今回伊藤選手がどちらをベースに特注したものかは分かりませんが、それぞれの特徴と購入先を以下に記載します。
※色は同じものはありませんでした……。
METASPEED SKY PARIS
<ストライド型のランナー向き>
よりストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールすることを追求したトップアスリート向けのシューズで、前モデルMETASPEED SKY+より前足部の幅を広げたカーボンプレートをミッドソール上部に配置し、プレート全体でフォーム材をより圧縮させることで、大きな反発力を追求したシューズです。
27.0㎝サイズで約185gと全モデルより20g軽量化しています。
METASPEED EDGE PARIS
ピッチ型のランナー向きで、ピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求したトップアスリート向けのシューズです。
前モデルMETASPEED EDGE+より前足部の厚みを約3mm増幅し、反発力を得られる構造に。
27.0㎝で185gと前モデルから約25g軽量化されています。
2025年・第101回箱根駅伝での活躍
伊藤選手は今年も6区(箱根の山下り)を担当しました。1年次に区間賞を獲得した得意区間へのエントリーということで、本人も「区間新記録を狙いたい」と意気込みを語っていました。結果として、伊藤選手は区間2位のタイムで見事にチームを総合2位へと引き上げる快走を見せました。
6区の結果
• 区間記録:57分12秒(青山学院大学選手が樹立)
• 伊藤蒼唯選手のタイム:57分42秒(区間2位)
レース後、伊藤選手は「目標は56分台でしたが、力が及ばず悔しい結果となりました。ただ、自分の走りで少しでもチームを引き上げることができたのは良かったと思います」と語り、次への課題を見据えていました。
チームとしての結果
駒澤大学は総合2位でレースを終えました。前半で青山学院大学が大きくリードを広げる展開となり、復路での追い上げも及びませんでしたが、伊藤選手をはじめとする選手たちの粘り強い走りが光りました。
• 総合記録:10時間44分07秒(青山学院大学との差は2分48秒)
• 復路記録:5時間20分50秒(復路新記録)
特に復路では、7区の佐藤圭汰選手が区間新記録を樹立するなど、駒澤大学の選手たちが高い実力を発揮しました。
使用シューズとケアアイテム
伊藤選手はアシックスの最新モデル「メタスピード パリ(METASPEED PARIS)」を着用し、安定感のある下りの走りを見せました。アシックスはここ数年で大学駅伝界でのシェアを急拡大しており、このシューズも注目の一品です。
さらに、普段のボディケアには「ファイテン ソラーチ」というフットマッサージ器を愛用しており、「足底をほぐすことで長距離練習でも疲れにくくなった」と語っています。これらのアイテムは、アスリートとしてのパフォーマンス向上に大きく貢献しているようです。
メタスピードパリはこちらから購入できます(PR)
今後の目標
伊藤選手は大学最終学年となる2025年度に向けて、さらなる飛躍を目指しています。「トラックでは10000mで27分台、5000mで13分30秒を切ること。そして、大学ラストイヤーで再び三冠を達成したい」と目標を語りました。
また、「箱根駅伝ではもう一度区間賞、区間新記録を目指したい」と力強く話しており、来季も大きな注目を集めることは間違いありません。
まとめ
2025年の箱根駅伝で素晴らしい走りを見せた伊藤蒼唯選手。区間新記録こそ逃したものの、駒澤大学のエースとしてチームを牽引する姿は、多くの駅伝ファンの心に響きました。これからも彼の挑戦を応援し、さらなる成長を楽しみにしたいと思います。
コメント