箱根駅伝2025で、早稲田大学の「山の名探偵」として注目を集めた工藤慎作選手。2年連続で難所5区を担当し、力強い走りでチームを上位に押し上げました。その背景には、工藤選手の鍛え抜かれた身体だけでなく、アシックスと共に開発した特注シューズの存在がありました。本記事では、工藤選手の活躍、愛されるキャラクター、そして彼の足元を支えた特注シューズの秘密を詳しくご紹介します。
工藤慎作選手のプロフィールとこれまでの歩み
基本情報
• 名前:工藤 慎作(くどう しんさく)
• 生年月日:2004年11月10日(20歳)
• 出身地:千葉県
• 高校:八千代松陰高校(高校駅伝で3位入賞に貢献)
• 大学:早稲田大学(2年生、早稲田大学陸上競技部所属)
自己記録:
• 5000m:13分56秒60
• 10000m:28分31秒87
• ハーフマラソン:1時間2分29秒
高校時代から駅伝の才能を発揮していた工藤選手は、早稲田大学進学後すぐに注目の選手となり、「山区間問題」を抱えるチームの救世主として期待されています。
使用シューズ:アシックスMETASPEED PARIS(メタスピードパリ)
このシューズは、アシックスが社長直轄で開発を進める「Cプロジェクト」の最新作で、特に山上りに適した性能が注目されています。
特注の専用シューズの特徴
• 厚底デザイン:厚底ソールが足への負担を軽減し、推進力を強化。
• 傾斜対応ソール:箱根の山道に合わせ、特別に設計されたかかとの角度が、上り坂でも平地を走るような感覚を提供。
• 効率的なエネルギー活用:ランナーのストライドを広げ、エネルギー効率を最大化。
工藤選手のコメント
工藤選手はこのシューズについて、「夏以降にアシックスと一緒に試作を重ね、山登り専用に調整してきた。靴の効果もあって、今年は自分の走りが100点と言えるレベルに達した」と語っています。
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アシックスメタスピードパリには2つの商品展開があります。
1つは、ストライド型ランナーに向けた「METASPEED SKY PARIS」もう一つは、ピッチ型のランナーに向けた「METASPEED EDGE PARIS」です。
今回工藤選手がどちらをベースに特注したものかは分かりませんが、それぞれの特徴と購入先を以下に記載します。
※色は同じものはありませんでした……。
METASPEED SKY PARIS
<ストライド型のランナー向き>
よりストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールすることを追求したトップアスリート向けのシューズで、前モデルMETASPEED SKY+より前足部の幅を広げたカーボンプレートをミッドソール上部に配置し、プレート全体でフォーム材をより圧縮させることで、大きな反発力を追求したシューズです。
27.0㎝サイズで約185gと全モデルより20g軽量化しています。
METASPEED EDGE PARIS
ピッチ型のランナー向きで、ピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求したトップアスリート向けのシューズです。
前モデルMETASPEED EDGE+より前足部の厚みを約3mm増幅し、反発力を得られる構造に。
27.0㎝で185gと前モデルから約25g軽量化されています。
箱根駅伝での戦績
• 1年生(2024年):5区で区間6位。経験不足を補いながらも安定した走りを見せ、「山の名探偵」の異名がつく。
• 2年生(2025年):5区で区間2位の歴代3位タイ記録(1時間9分31秒)を樹立。6位から3位への順位浮上に貢献。
「山の名探偵」と呼ばれる理由 ~愛されるキャラクター~
工藤選手が「山の名探偵」と呼ばれるようになったのは、彼の名前やメガネ姿が人気漫画『名探偵コナン』の主人公「工藤新一」に似ていることがきっかけです。
早稲田大学陸上部に入部後、山上りの適性が抜群だったこともあり、この愛称はすぐに定着しました。SNSでは、「真実はいつもひとつ!」というコナンの名台詞にちなみ、「山の問題を解決する名探偵」という意味で彼の走りが称賛されることもしばしばです。
X(旧Twitter)で話題を呼んだエピソード
• 大会直前の投稿:「遂に訪れた箱根駅伝、2度目の山登りの5区に出走!昨年以上に『山の名探偵』を轟かせるぞ!!!」と投稿し、多くのファンから応援のコメントが殺到。
• レース後のコメント:「今回も山の名探偵!トレンド1位!『真実はいつもひとつ!』」と投稿。さらに、「次回予告→山の神への挑戦?」と来年への意気込みを語り、多くのファンを沸かせました。
ファンの声
• 「山の名探偵、かっこよすぎる!」
• 「ゴールでのコナンポーズ、最高でした!」
• 「山の問題解決ありがとう!これからも応援しています!」
そのキャラクター性と実力から、彼はファンの間で愛される存在となり、沿道からも「名探偵!」の声援が飛び交うほどの人気を誇っています。
箱根駅伝2025の快走 ~進化する「山の名探偵」~
今年の箱根駅伝5区では、6位で受け取ったタスキを3位でゴールへと導き、早稲田大学を往路3位に押し上げる歴代3位の快記録を樹立しました。
工藤選手は、昨年の反省点である中盤の失速を克服し、「100点満点の走りだった」と振り返っています。ゴール後には「真実はいつもひとつ!」のポーズでファンを魅了。ネット上でも彼の快走が大きく話題となり、「次は山の神になるか?」と注目を集めています。
箱根駅伝2025の快走と彼を支えたシューズの秘密
歴代3位タイの快記録
今年の箱根駅伝5区では、6位でタスキを受け取り、わずか20.8kmで3位にまで順位を押し上げる歴史的な快走を見せました。昨年の課題だった中盤の失速を克服し、「100点満点の走りだった」と振り返る工藤選手。その快走を支えたのが、アシックスと共同開発した特注シューズ「メタスピード パリ」でした。
特注「メタスピード パリ」の秘密
工藤選手が使用したのは、アシックスが提供する最新モデル「メタスピード パリ」をベースに、箱根の山上りに特化して改良された特注シューズでした。
1. 傾斜に対応した厚底ソール
箱根の山の平均傾斜を考慮し、かかと部分をより厚くして角度をつけた設計。これにより、上り坂でも平坦な道を走るような感覚を実現し、効率的な走りが可能になりました。
2. 推進力を最大化する設計
厚底ソールが足への負担を軽減しつつ、エネルギーロスを最小限に抑えることで、最後まで足が回るような設計が施されています。
3. 工藤選手とアシックスの共同開発
2024年夏以降、アシックス社と試作を重ねた結果、工藤選手の要望に応じた「山登り専用シューズ」が完成。これにより、彼の走りはさらに進化しました。
「メタスピード パリ」は、平地から山道まで幅広い環境に対応できる万能な性能が特長で、多くの駅伝選手に選ばれる理由がここにあります。
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工藤慎作選手の未来への挑戦
工藤選手は、箱根駅伝2025のレース後、自身のSNSで「次回予告→山の神への挑戦?」と意気込みを投稿しました。これから彼がさらなる成長を遂げ、「山の神」として名を残す日が訪れるかもしれません。
彼が今後の目標とするのは、箱根駅伝だけでなく、2028年ロサンゼルス五輪でのマラソン出場です。日々の努力を重ねる姿勢と、技術の進化を取り入れる柔軟性があれば、その目標も実現することでしょう。
まとめ ~「真実はいつもひとつ!」~
工藤慎作選手は、早稲田大学の「山の名探偵」として、走りでもキャラクターでも駅伝ファンを魅了しています。そして、彼の快走を支えた「メタスピード パリ」は、駅伝シーンに新たな可能性をもたらす存在として注目を集めています。
彼の成長を見守りながら、「山の名探偵」が今後どのような謎を解き明かすのか、期待が高まります。
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